イタリア旅行3日目の午前中の記録です。
ローマの元旦 できること、できないこと
年末年始のイタリア旅行が決まってから、ずっと調べ続けていたのが「元旦は何ができるのか?」
ガイドブックを見るとどの観光地も「定休日:1/1、12/25」の表記。
「えっ!何もすることないかも?」と不安になりましたが、決してそんなことはありません!
実際ローマで元旦を過ごしてみて、できることとできないことは以下のような感じでした。
- 観光客が多いエリアのお店やレストランは営業している
- 入園料を払わないような場所(広場、丘、公園など)でのんびり過ごすのがおすすめ
- 元旦ならではのイベントを探そう!
- 教会はミサや昼休み以外は入れる(※)
- 入園料を払うような観光地(美術館や遺跡など)はクローズ
- ハイブランドのお店はクローズ
(※)今年の元旦は日曜日だったので、例年よりもミサが多く、「教会に行ったけれど入れなかった」というタイミングが多かったです。
それでは、実際に元旦をどのように過ごしたのかをご紹介します!
まずはホテルでのんびり朝食
昨夜はカウントダウンで遅くまで出歩いていたので、旅行中にしては珍しくゆっくり起きて、ルメリディラン・ヴィスコンティにてのんびり朝ごはん。
昨日と同様、味も雰囲気も良いですが、エッグステーションがないのは本当に悲しい…旅行中の貴重なタンパク源😭
ローマ法王に会いにバチカンへ
11時半頃、サン・ピエトロ広場に着くと、たくさんの人! 一般の観光客、各国の国旗を持った人々、楽団と、様々な人で賑わっています。
12時から、大聖堂に向かって右手の建物からローマ法王のご挨拶があるということで、皆そちらの方向を向いて待っています。
12時になり、ローマ法王が登場!
すごく小さいのですが、分かりますでしょうか…
さらにズーム
10倍ズームの双眼鏡を持っていましたが、10倍では全く歯が立たず…。法王のお顔を拝見したいときは、結局広場のスクリーンに映し出された映像を見ていました!笑
しかし、世界中の人々がテレビで見る映像を生で味わえたのは、ローマの元旦ならではの満足な経験でした。
ローマ法王のご挨拶が終わると、サン・ピエトロ大聖堂の観光も再開された様子でした。私は初日に観光済みなので、地下鉄駅に向かいます。
イタリアに来たら見逃せない! トリュフ専門店
昔、どこかの国でその美味しさに感動して以来、ヨーロッパに来ると買いだめしているトリュフ。特にイタリアはリーズナブルに手に入るイメージです。
サンピエトロ大聖堂からOttviano駅(地下鉄)に向かう道で、たまたま入ったトリュフ専門店。
オイル、ペースト、お塩、塊などたくさんの種類があり、試食も色々置いてあり、お気に入りの味を吟味することができました。
トリュフペーストは3サイズあるのですが、一番大きいものが一番割安、というわけではなく、なぜか真ん中のサイズのものが一番割安でした!笑
このお店の場所はこちら↓
通りからも大変分かりやすい店頭になっています!
トリュフ専門店【La Bottega Del Tartufo】
公式HP→ https://labottegadeltartufo.it/
ローマには全部で3店舗あるみたいです。
トリュフ専門店、意外とローマ中のどこにでもあるわけではなく、「重いし後でトリュフのお店を見つけたときに行こう」と思っていると行くタイミングを逃してしまうことも…。また、普通のスーパーのトリュフ売り場はかなり種類が限られています。そのため、専門店に出会えた時に購入することをおすすめします!
犯罪に注意しよう!
トリュフ購入後、Ottviano駅で犯罪者らしき人に遭遇したので、最後のおまけにそのお話を…
いつものスリ対策
今でこそ地味で無難な服装で旅行していますが、若かりし頃は派手なスカートひらひら~みたいな、いかにもスリやすそうで騙しやすそうな服装で旅行していました。狙われやすいだろうな、という自覚はあったので、犯罪に対して常に細心の注意を払い、以下のことをしてきました。
- バッグは必ずチャック付きのもので、チャックは常に自分の身体の前方に来るようにする。
- 電車内などではチャックの部分を手で覆う
- 車道側でないほうにバッグが来るようにする
- 飲食店でもバッグは肌身離さない
- 貴重品はチャック付きのバッグの中の、さらにチャック付きのポケットに入れる
- 大自然系の場所でリュックを背負うときは、
- 背中側にチャックがあるものを選び、貴重品はその中に入れる。
- もしくは、首からぶら下げるタイプの貴重品袋に貴重品を入れ、首からぶら下げてTシャツやワンピースの内側に入れる。
- iPhoneはストラップを付け、常に首からぶら下げる or バッグの持ち手に結び付ける。近くに人がいるときは、ストラップをつけたまま両手で握りしめる。
- 時折鋭い目線で後方確認をして、犯罪を意識してる人感を出す👀
数えきれないくらい海外旅行に行っていますが、このようなことを常にしていた甲斐があってか、一度もスリに遭ったことも、ひやっとする経験をすることもなく、ここまで過ごせています✨
今思えば犯罪未遂だったかもしれない体験
地下鉄駅の券売機で切符を買おうとしたところ、係員のような(やや怪しげな)おじさんが券売機の横に立ち、案内をしています。私達の番が来ると、買い方を親切に教えてくれます。
支払の画面まで進んだ時、クレジットカードを使おうとすると、おじさんが「現金はないの?」と聞いてきます。
私は「カード使いたいの」と言ってカード決済をしようとすると、カードがエラーになりました。(カードエラーはおじさん関係なく、ローマの地下鉄では何度も起こった事象です。)
すると、おじさんがしつこく「現金だよ、現金」と言ってきます。私は(おじさんが怪しいというよりも)単純に現金を使いたくなかったので、他の券売機を探し、無事に購入できました。
という、係員のおじさんを無視してしまったエピソードだと思っていました。
しかし、帰国後に調べてみると、「係員を装った犯罪者が、観光客のお手伝いで現金を券売機に入れるふりをして、そのまま現金を持ち去る」という手口だった可能性があるようです。そういわれると、係員にしては服装がボロボロだった気がします。
「海外では身近に犯罪が待ち構えてる可能性がある」と常に意識しておかなければいけないな、と改めて感じた出来事でした💦
次は、ポポロ広場へ移動します♪
コメント