ナポリの旧市街散策　地下世界「ナポリ・ソッテラネア」を探検！美しきサンタキアラ修道院の回廊もご紹介

2023年3月3日2023年4月3日

この記事では、旅行記形式で、ナポリの旧市街にある

の観光の様子をお伝えします。

サンテルモ城のエリアから地下鉄で移動し、ダンテ駅に到着。
このダンテ広場から旧市街の観光スタートです。

サンタキアラ修道院の回廊

マヨルカ焼きのタイルが美しいと有名なサンタキアラ修道院の回廊。

入場待ちの列ができていて、中に入るまでに15分ほど並びました。
入場料は6ユーロです。

この美しい柱は64本も建っているそう。

ナポリの喧騒を忘れられる、穏やかで美しい中庭でした。

サンタキアラ教会は閉まっている時間でした。

ソッテラネアの近くの「サンタ・マリア・デッレ・アニメ・デル・プルガトリオ・アド・アルコ教会」にも一瞬立ち寄りました。名前長い…

時を少し戻し、時刻は14:40過ぎにダンテ駅に到着したとき、
実は、サンタキアラ教会の回廊に向かう前に
まずは「ナポリ・ソッテラネア」（地下都市）の15:00からのツアーを目指しました。

トリブナリ通り（Via dei Tribunali）には歩くのが困難なほどたくさんの人！
特にSolibilloというピザ屋さんの前は、お店に並ぶ人と通行する人がごったがえし、大変な混雑となっていました。
急いでいるのになかなか前へ進めません。

Pizzeria Antonio Sorbillo
営業時間：12時～23時（日曜は16時まで）

もう数分歩き、ナポリ・ソッテラネア（地下都市）の入口に到着。

どこに並べばいいのかわからないくらい、人が溢れかえっています。

係の方から
「英語ツアーは16時からだから、15:50までに戻ってくれば良い。チケットを予め買っておく必要はない。」
と教えてもらいました。

ネットの口コミでは、1時間ごとにツアーが開始されるとのことだったのですが、どうやら英語ツアーは毎時開催されているわけではなさそうです。

15:50までの時間に、旧市街の他のスポット（サンタキアラ教会の回廊）の観光を進めるため、来た道を戻ります。
「効率的」でない動きになってしまい、残念です…

16時からのツアーに参加するため、ソッテラネアに戻ってきました。

およそ2400年前、古代ギリシャ人が神殿を築くために凝灰岩を掘り起こしたのが、ナポリの採掘の始まりです。

その後、ローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスが地下に水道設備を整え、19世紀まで水路として使われました。

第二次世界大戦中は防空壕として利用され、そのおかげでナポリの死者は最小限に食い止められたといわれています。

そんな地下空間を、1時間のツアーで探検することができます。

事前のネット情報だとはっきりわからなくて、行ってみてわかったことは以下の通りです。

ツアー開始時刻10分前までに列に並べば良い（実際には、ツアー開始時刻に来た人も参加できていた）
各回の人数制限は特段なさそうだった（人数を数えている感じはなかった）
予約をしていても、予約していなくても、ツアー開始時刻までこの列に並ぶ
予約をしていない場合は、屋内に入ってすぐのところで「ここでお金払ってね」と言われ、現金かクレジットカードのポータブル端末で決済。（受付のようなものがあるわけではなく、そこに立っている係員さんがささっと決済対応してくれる）

なお、外の列の整備をしている係員さんはあまり英語が通じません。
「英語ツアーはここに並んで」ということだけ教えてくれます。

ものすごく混雑しているし、皆さん「どうしたらいいの？ここ並べばいいの？わからない」という口々に言っているし、英語で質問できないし、状況を把握するのがとても難しかったのですが、とりあえず列に並んで待っていればどうにかなります！笑