美しいお城から、ディープな旧市街まで見どころたっぷりのナポリ。せっかくなら朝から晩まで観光を楽しみたいですよね。
そんなナポリの夜の観光の魅力をご紹介します!
ナポリの旧市街を散策
こちらの記事↓では明るい時間帯の旧市街散策をご紹介しましたが、ここからは日の沈んだナポリの街を散策します。
サンタ・マリア・アッスンタ大聖堂
「ナポリ大聖堂」とも呼ばれるナポリ最大の聖堂。
30メートルもの高さに美しい天井画が描かれています。
この教会は、ナポリの守護聖人であるサン・ジェナーロを信仰するために建てられました。
教会の中にはサン・ジェナーロの凝固した血液が保存されているのですが、年2回のお祝いの日だけ凝固した血液が液状化するという伝説があるそうです。
スパッカ・ナポリ
ナポリの下町、「スパッカ・ナポリ」。
おしゃれなヨーロッパな街並みとは一味違う、ディープな雰囲気を味わえます。
たくさんの人々で溢れかえっており、歩くのも一苦労です。
さらに、車やバイクが入ってくることもあるので、まさにごちゃごちゃな雰囲気を楽しめます。
サン・セヴェーロ礼拝堂に立ち寄りたかったのですが、大行列ができていて、「もう今からは並べないよ」と言われてしまったので、入れませんでした。
ナポリ伝統のお菓子
ナポリ伝統のお菓子と言えば「ババ」。
ブリオッシュのような生地に、ラム酒をたっぷりしみ込ませた、ちょっと大人な味のお菓子です。
そして、もう一つの定番お菓子がスフォリアテッラ。
今回は、その中でも、スフォリアテッラ・フロッラという、やわらかいビスケット生地の中にリコッタチーズが入っているお菓子を選びました。
素朴な優しい味で、とっても美味しかったです。
サンタ・キアラ教会
日中、回廊の観光に来た時には閉まっていたサンタ・キアラ教会が開いていたので中に入ってみました。
豪華で煌びやかな教会が多い中、この教会はとてもシンプル。
教会に行きすぎて、どこがどれだったか全然わからなくなってしまっていますが、サンタ・キアラ教会はシンプルなのが珍しくて、しっかり印象に残っています!
ジェズ・ヌオーヴォ教会
サンタ・キアラ教会のすぐ向かいにある教会。
元々宮殿だった建物を16世紀に教会にしたもので、豪華な内装です。
世界最古のピッツァリアでディナー
ディナーは「アンティカ・ピッツェリア・ポルタルバ」というお店で。
1738年に創業したこのお店は、「世界最古のピッツァリアなのではないか」と言われています。
水牛のモッツアレラチーズがたっぷり乗ったピザ。
とっても美味しかったのですが、ピザ1枚7.5ユーロ~と価格も非常に良心的。
ちなみにイタリアでは、ピザはシェアするのではなく、ひとり1枚ずつ食べるのが一般的です。
「ナポリのモッツァレラチーズは他のモッツァレラチーズとは別物だ」と言われるくらい、新鮮で美味しいのです!
モッツァレラたっぷりの贅沢カプレーゼ♪
ジャガイモの揚げ物みたいなものは、ちょっと重くて、特筆するお味でもなかったので、頼まなくても良かったかなぁという感想でした…笑
1階の席からは、ガラスの向こう側で職人さんがピザを作っているところを見ながら、お食事することができました。
予約のお客さんで席が埋まっていたようなので、予約をおすすめします。
アンティカ・ピッツェリア・ポルタルバ(Antica Pizzeria Port’Alba)
住所:Via Port’Alba, 18, 80134 Napoli NA
URL:https://www.anticapizzeriaportalba.com/
まとめ
以上のように、ナポリの旧市街は夜の時間には昼間以上にディープな雰囲気を醸し出し、ナポリ観光の満足度を一層高めてくれます。
また、今回は時間の都合上訪れることができませんでしたが、海辺のサンタ・ルチア地区の夜も、昼間とちがったロマンチックな雰囲気を醸し出してとても素敵だとか。
ナポリに旅行される際は、日帰りなら帰路は遅めの鉄道を予約し、さらに時間があるなら1泊することのがおすすめです!
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